借金をするには審査が必要
個人的に誰かから借りる場合は別として、金融機関から借金をするときは必ず審査があります。無審査で借りられる借金は存在せず、そのように宣伝する業者があれば危険です。お金を借りるためには属性を調べられますし、個人信用情報機関の登録情報も開示されます。
誰にでも融資するローンがあるとすれば、それは収入ゼロでも貸してくれるということです。収入がなければ返済が困難なので、通常の金融機関が融資するはずがありません。私事に置き換えるとわかりやすいですが、絶対に返済される見込みのない相手にはお金は貸さないでしょう。返せない人に貸すとすれば、返ってこないことを覚悟するか、あげることを考えるでしょう。
金融機関のローンは、条件が優れたローンほど審査が厳しくなるものです。消費者金融と銀行のローンを比較してみるとよくわかります。
銀行は低金利ですが、消費者金融よりも借りるのが難しいです。
そのため、銀行から借りられない方は、多少金利が高くても消費者金融から借りるのです。
借金を整理する方法
借金を整理するには4つの方法があります。それぞれのケースによって選択肢が分かれてきます。
まずはじめに、任意整理です。これは比較的債務の金額が少ないときにとる方法です。話し合いによって借金を整理します。破産者にならずにすみ、生活上のデメリットはほとんどありません。
次の特定調停は、破産する恐れのある人が、話し合いによって債務を減らしてもらう方法です。話し合いによる調停ですから、返済のめどがまったく立たない場合、債権者は納得せず成立しない方法です。
3つ目が、個人再生です。個人再生は申立てできる要件が定められていますが、認可された再生計画案どおり返済することによって、残りの債務は免除されます。
借金が5000万円以上であったり、これからの収入が見込めず計画が立たない人は、この方法は取れません。
最後が自己破産です。破産宣告を受けることにより破産者になり、手続きを経て借金の免責を受けます。個人再生では住宅は失われませんが、自己破産はまったくのゼロからのスタートになります。
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Last update:2024/9/3
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